いろいろな意見があるだろうが、プレイオフは成功しただろう。興行的な面からいって。しかし、この納得のいかないという雰囲気の原因は何か。ダイエーが優勝じゃなかったからだ!
リーグ戦で1位になった時点でダイエー優勝決定、胴上げ。その後、日本シリーズ進出権をかけてプレイオフだったら気持ちもだいぶ違った。ビールかけと優勝バーゲンが無いのが一番の不満の原因だから、優勝にしてしまってビールかけとバーゲンやったあとプレイオフだ。
ビールを浴びながら「優勝できてうれしいっす、でもまだプレイオフ、日本シリーズとがんばって勝ちつづけるので応援してください!」ってな展開だったらOKだったんだ。
たぶん、プレイオフが決まったときにはまだ、今ほど危機感がなかった。セリーグ側が、「プレイオフするのは勝手だけど、優勝チームとしか日本シリーズしないよ」的な雰囲気だったから今年のような形になったんじゃなかろうか。来年からはリーグ優勝と日本シリーズ出場は別にしよう、そうしよう。
実際一番いいのはチーム数を増やして東西2リーグ、合計4リーグで交流戦ありのリーグ戦を実施。それぞれの優勝チームを決定。さらに東西それぞれでプレイオフ(各リーグ上位2チーム、計8チーム参加)を行って最後に日本シリーズをやる形。試合はすべてホームアンドアウェイ。こうすれば、リーグ、プレイオフで負けたチームのファンも、どうせなら自分の地域に近いチームを応援するというモチベーションができる。東には負けないぞみたいな。
さらに、四国の弱小チームなんかが、ぎりぎりプレイオフ進出してミラクルを起こしながら大逆転で日本シリーズ優勝とか。短期決戦の何が起こるか分からない特性が最大限に発揮されるはず。
どげんですか?