男子テニス界が面白い

去年の終わりから今年にかけて相当に面白くなっている男子テニス界。色々なキャラクターの選手がこれまでにないレベルで闘いを続けている。

冷静・華麗・オールラウンドなプレイでサンプラスを思い出させるロジャー・フェデレ、彼のバックハンドの美しさ、ネットプレーの滑らかさは必見、男子テニスがなくそうとしていたものを取り返してくれた。まさにテニスの王子様というルックスで脅威の強打を見せるファン・カルロス・フェレロ。彼のフォアハンドはこれまでの常識をすっかり変えてしまった。挫折を知る本当の天才マラト・サフィン、大きなテニスをする男、そしてドラマを見せてくれる。忘れてはならないやんちゃ坊主、アンディ・ロディック。まさにビッグサーバー、進化したラケットを最大限に生かしたストローク、なによりそのキャラクターがマッケンローの後継者。そんな若手を敵に回して第一線で戦いつづけるアンドレ・アガシ。走り回れるだけじゃないと見せて欲しいレイトン・ヒューイット、アジアの星、スリシャパンもいる。

サンプラスｖｓアガシで行き着くところまで行ってしまったと思っていたが、高みはまだはるか遠い。今年は男子テニスから目が離せない。

ロディックすごすぎ＞俺様イズム 恐怖のテニスプレイヤー